コヤッキー:ユーチューバーとしての多面的活動
ユーチューバーのコヤッキーさんは、ユーチューブで都市伝説を扱っている『コヤッキースタジオ』とワンピース考察をしている『コヤッキースタジオ』に加えて、個人チャンネル『コヤッキーVlog(仮)』3つのチャンネルを運営しています。
個人チャンネル以外は毎日投稿なので休日はないそうで、睡眠時間も1日4時間程度だそうですね。40人程のチームでチャンネルを運営しているのでもはや事務所のような感じだそうですね。
チームには自分のチャンネルでユーチューブ動画をアップしている「のすけ海鮮丼」さんと「権田原十蔵」さんも所属しているそうです。プチユーチューバー事務所のような状態ですね。
都市伝説チャンネルでアップしている『テレビでは放送できない/シンジラレナイハナシ』のコーナーは、テレビで放送されている『やりすぎ都市伝説』のユーチューブ版になりつつあって再生回数も100万回超えますよね。
ただし予算は通常回とは二桁くらい違うそうで、ゲストへの出演料、セット演出などお金はかかっているそうですね。コヤッキーさんが発案した企画だそうですが、少し発案したのを後悔するほど大変だそうです。
都市伝説界隈やオカルト界隈は個々が独立した主役の人が多いので、そういった人同士がコラボしながら見られる場所はイベントくらいしかないのがもったいないなと思って考えた企画だそうです。
そこでそれぞれの持っている話を発表会みたいにできる場所を作ろうと企画をスタートして、その時は界隈が盛り上がって楽しくなるのをイメージしていたそうですね。
松本人志さんがやっている『すべらない話』もコンセプトとしては「人は誰でもすべらない話を1つは持っている」ですが、都市伝説も精通している人なら同じような感じではあるなと思ったそうですね。
コヤッキーさんも父親から口裂け女の話を聞いて興味を持って都市伝説の世界に興味を持ち始めたそうですが、まだまだ世間が知らない話を知ってる人が出てくるのではないかと期待が凄くあったそうです。
スタート時は緊張感もあって出演者も他の人より驚く話をしようという雰囲気もあったそうですが、みなさん少し慣れてきた感じもあってコヤッキーさん的にもマンネリ化がよくないと思っているそうですね。
さらにゲストはメンバーが入れ替わるのでとっておきの都市伝説を喋りますが、コヤッキーさんはずっと固定なので誰にも知られていないような話を毎回するのはやはり難しくて悩ましいそうですね。
現在コヤッキーさんは40歳で、大阪生まれの静岡育ちだそうです。父親は静岡でチェーン店の弁当屋で働いていたそうです。
こどもの頃の夢は博士になりたかったそうですが、勉強は全くできなかったので平均以下の成績だったそうですね。今はある意味都市伝説やワンピース博士のような状態になっていますよね。
体育や家庭科、美術や図工などは得意だったそうで、高校卒業後はデザイナーを目指してデザインの専門学校に行ったそうです。5教科以外が得意な人の方がユーチューブに向いてそうですよね。
40人のクラスで2人しかデザイナーにはなれなかったそうですが、コヤッキーさんはDTPデザイナー(雑誌の編集)として社会人生活をスタートしたそうです。
コヤッキー/月収1000万捨てYouTube2年売れず大赤字/21歳コンサルに全財産1200万フルベット
コヤッキー:チーム運営と事業展開
小さな会社だったので結局イラストを描いたりライターの仕事もしたり、現場でカメラマンもしなくてはいけない場合があったりと、ある程度何でもやらなければいけない環境だったそうです。
それが今のユーチューブの仕事に繋がっている部分が多いそうで、今でもユーチューブチャンネルでグッズを販売する時のデザイン監修はコヤッキーさんがやっているそうですね。
コヤッキーさんはデザイナーの仕事で風俗雑誌を編集することもあったそうです。人手が足りなかったのでコヤッキーさんが取材にも行って原稿を書いたりしていたそうですね。
現場では裸の女性をカメラで撮影したりするので、女性の裸を見慣れ過ぎて興奮しなくなってしまった時期もあったそうです。ラッキーと思うのは慣れるまでの最初だけなんですね。
5年間デザイナー会社で働いたコヤッキーさんでしたが、毎日やっている仕事が自分の思っていたものと違うことに違和感を感じて突然退職したそうです。サラリーマンによくある話ですよね。
会社を退職してからある人に人生の相談をすると「20代は汗をかいて金を稼いで、30代は人を使って金を稼いで、40代は金を使って金を稼げ」と言われたそうです。
その話を聞いてお金の勉強をしたいと思ったコヤッキーさんは投資顧問の会社に就職したそうです。40歳にはセミリタイアできるくらいにお金も稼ぐのが目標だったそうですね。
そこで働いていて感じたのが、投資で稼いだお金は自分で努力して稼いだお金ではないので自分が稼いだという実感がなくて虚しいと感じたそうで、気持ちよくお金を使うことができなかったそうですね。
そんな時に当時33歳だったコヤッキーさんより年齢が10個下で現在のユーチューブチャンネルの相方とーやさんが同じ会社に来たそうです。
会社で営業成績トップだったコヤッキーさんに対して、とーやさんは成績最下位だったそうですね。年齢差はあったのですがとーやさんとは馬が合うというか気が合ったそうです。
コヤッキーさんが「将来何かやりたい事あるの?」と質問すると「ユーチューバーになりたい」と、とーやさんが答えたそうです。時代なんでしょうけども社会人になってから将来ユーチューバーになりたいとなかなか言えないですよね。
ユーチューバーのことをよく分かっていなかったコヤッキーさんは、とーやさんにユーチューブのことを色々と質問したそうです。そして、とーやさんから話を聞くうちに自分のやりたいことはユーチューブで全部できるなと思ったそうですね。
さらにユーチューブは視聴者を楽しませたり喜ばせたりしないと視聴されなくて、視聴された分だけが収入として入ってくるのでやりがいもあるし納得できるお金の稼ぎ方だと感じたそうですね。
コヤッキーさんは最高月収1000万円くらいあった時もあるほどに稼いでいたそうです。それでもとーやさんとユーチューブをやってみたいという気持ちが高まってすぐに会社を退職したそうです。思い立ったら即行動ですね。
会社からしても営業成績トップのコヤッキーさんに辞められると困るので説得はされたそうですが、結果的には喧嘩別れのような形で退職することになったそうですね。ちょっと後味悪い感じになってしまったんですね。
会社を退職したコヤッキーさんは、とーやさんも含めた5人のチームを集めてユーチューブをスタートしたそうです。最初からチームを作って始めたんですね。
もちろん最初はユーチューブで収益がないのでデザインの副業をやりながら、貯金を切り崩してチームの生活費を賄っていたそうです。それなりに貯金はあったもののどんどん減っていくお金に少し焦りはあったそうです。
2017年7月1日から漫画アニメの考察情報チャンネルから走り出したコヤッキーチャンネルですが、70点でもいいから続けられるものを取り扱って行かなくては自分たちが苦しくなるという考えで方向性を決めたそうです。
当時のユーチューブは毎日投稿するのが当たり前の状態だったので、それをずっと無理なくできるある程度得意で好きなものは漫画やアニメくらいだったそうですね。確かに毎日と考えると大変ですよね。
チームを組んでスタートした情報系のコヤッキーチャンネルは、撮影からすべて部屋の中だけの作業で完結するので、1日に16本撮影したこともあったそうです。とんでもない熱量ですよね。
最初はワンピースだけではなくて色々な漫画を取り扱っていたそうです。しかし、ワンピースを取り扱った動画は再生数が良かったので2年かけて自然とワンピース考察チャンネルになっていったそうですね。
2年間は収益も少なくて完全に赤字だったので、コヤッキーさんの車を売って食い繋いだり大変だったそうです。チャンネルの転機となったのはチャンネル解説1年後に1人のアドバイザーと出会った事だったそうですね。
35歳のコヤッキーさんは21歳のユーチューブアドバイザーと出会って「このチャンネルを任せてもらったら絶対に伸ばすことできますよ」と言われたそうです。アドバイザーと言われる人はなんだか少し胡散臭いですよね。
そのアドバイザーが「コンサル料金1200万円で1年以内に登録者10万人いかなかったら返金する」と言ってきたそうですね。普通に聞いたらコンサル料金1200万円って高すぎますよね。
どんどん減っていたコヤッキーさんの貯金が1200万円くらいになっていたそうですが、1年間で必死に頑張って当時8000人だった登録者を1年で10万人まで増やしてもらえるならと信じて支払ったそうです。
0か100かの賭けですが、21歳の若者を信じて払ったあたりがコヤッキーさんもぶっ飛んでいますよね。1年で登録者10万人いかなければ返金すると言っても詐欺かもしれないですしね。
当たり前ですがチームのみんなにも1200万円払ってコンサル受けて良いか相談したそうです。とーやさんにはかなり反対されたそうですが、なんとか説得してコンサルを受けることにしたそうですね。
コンサル料金を支払ってからまずアドバイスされたことは「コヤッキーさんは編集を降りて一切口出ししないでほしい」と言われたそうです。21歳の少年にプライドを粉々にされた感じですよね。
そして、編集マンはアドバイザーが17歳の子を連れてきたそうです。その17歳の編集マンは他の大物ユーチューバーの編集もやっていたそうで、月収は200万円を超えていたそうです。若くてもそういう人がいるんですね。
その編集マンはコヤッキーさんの編集スピードの倍くらい早かったそうで、それを見たコヤッキーさんは「世の中にこんなに編集を早くできる人がいるんだな」と衝撃を受けたそうです。井の中の蛙状態だったんですね。
ユーチューブチャンネルのアナリティクスの数字の見方なども細かくコンサルしてもらって学んだことで徐々に結果が付いてきて、1年で登録者10万人を達成したそうです。コヤッキーさんも賭けに勝ったんですね。
コヤッキーさんの中で思い出深いのは2019年1月に初めてユーチューブアドセンス収益が30万円を超えた時だそうです。チャンネル開設2年でようやく月の1人分の稼ぎをユーチューブで出せたという事で喜んだそうです。
コヤッキー:都市伝説とその魅力
コヤッキーさんがコンサルの少年に出会うまではワンピースのフィギュア紹介も良いと思って動画でやっていたそうなのですが、コンサルの少年から止めた方が良いとアドバイスされたそうですね。
ワンピースはギネスを持っているほど売れている作品ですがほとんどが原作のファンで、そこから「アニメファン」「コミックスファン」「グッズファン」など細分化される中で下の方にあるのがフィギュアジャンルだそうです。
つまり需要が少ないのでやる意味ないですよとアドバイスされたそうで、コヤッキーさんは返す言葉が無かったそうです。簡単なマーケティングの発想なのですが自分が主観になっているものは盲目になってしまうんですね。
2019年1月の収益30万円達成を皮切りにどんどんとアドバイス収益が伸びていったそうですが、ワンピース考察はワンピースが完結して終わったらきっぱりとチャンネルを辞めるとコヤッキーさんは決めていたそうです。
チャンネルが軌道に乗ったのは良いがいつか終わるのが決まっているので他の対策も考えておかなければいけないと思って、2019年5月に立ち上げたのが都市伝説考察の「コヤッキースタジオ」だそうですね。
コヤッキーさんは『コンビニ理論』と思っているそうですが、コンビニの本棚にはこどもの頃からずっとエロ本と都市伝説や芸能界の闇などがあってそれは需要があるからだということですね。
1つのチャンネル運営だけでも毎日投稿で大変だと思いますが、2つ目のチャンネルも毎日投稿でかなりしんどいと思いましたが案外そうではなかったそうですね。
コヤッキーさんもとーやさんも都市伝説は好きなので楽しさやワクワクからそこまで負担にはならなかったそうです。「こんな陰謀論があるならみんなに教えよう!」と言う感じで楽しくできたそうですね。
確かに大食いしたり他のユーチューバーとコラボして気を遣うなどがないから精神的にも肉体的にも良いかも知れないですね。それでも2チャンネルを毎日投稿するのは凄いですけどね。
コヤッキースタジオを開設して良かったのは、ワンピース考察が好きな視聴者の中には都市伝説が好きな視聴者が多かったことだそうです。ワンピース考察チャンネルから視聴者が流れてくれたんですね。
確かにワンピースには伏線が散りばめられていて都市伝説に近いものがありますよね。結果的にコヤッキースタジオはワンピース考察チャンネルを超えて113万人の登録者がいますよね。
スタートは5人のチームでしたが、初期メンバーは誰も欠けずに今では40人のチームですからとんでもないですね。ユーチューバーのヒカルさんもコラボした時に驚いてましたよね。
最近はユーチューブも規制が厳しくなっているので都市伝説に関しても攻めすぎるとグーグルにアカウントが消されるなどの心配もあるそうで、『フリーメイソン』や『イルミナティ』などの話はかなり危ないそうですね。
コヤッキー:個人の道と未来への展望
世界のフィクサーを敵に回した瞬間にユーチューブから消される可能性もあるそうで、諸刃の剣のような部分はあるみたいです。いきなりBANされるチャンネルも増えていますよね。
それでもチャンネルが消えてしまったらまた今の規模まで諦めずにやって戻す自身はあるそうです。ノウハウや知名度がまったくない状態で始めるのとはアドバンテージが全然違うとのことですね。
今後はユーチューブが無くても従業員を食べさせていけるような仕組みづくりにも取り組んでいきたいそうです。パルコの地下街に1年前から飲食店も出しているそうで年商1億円ほどあるそうです。
ユーチューブで宣伝したりコヤッキーさんの名前を使わずにそこまでいったそうで、飲食店はユーチューブほどコスパは良くないそうですがこういった横展開で会社を盤石にしていきたいそうです。
コヤッキーさんは社員が心配するほど休みなく働き過ぎているそうで、相方のとーやさんが気を使って今年の夏に1週間の休みをくれたそうですね。なんでも体が資本ですからね。
それでコヤッキーさんは沖縄にバカンスへ行ったそうですが結局沖縄でも個人チャンネル『コヤッキーVlog(仮)』の撮影もして、しかも体調を崩してしまったそうですね。休みとなると気が抜けてしまったんでしょうね。
気を張っていないとまた体調を崩してしまう気がするのでもう休みは取らずに動き続けるそうで、自分のことはマグロだと思っているそうですね。
ちなみに尾田栄一郎さんにはすれ違ったことはあるそうですが話しかける勇気はなかったそうですね。
コヤッキー
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