テンテンの現在

今回は、1980年代に映画「幽幻道士」シリーズやドラマ「来来!キョンシーズ」による“キョンシー・ブーム”で
日本中の子供達を虜にした、“テンテン”ことシャドウ・リュウさんについてピックアップしていきたいと思います。

テンテン主なプロフィール

1978年10月10日、台湾・花蓮ご出身で、日本で大人気となるドラマシリーズ「来来キョンシー
ズ」の脚本家・劉尚謙の長女として生まれます。

7歳の時に台湾映画「幽幻道士」(現題:「殭屍小子」・1986年)のヒロイン・テンテン役として主演
を務めます。この作品では、実兄・リュウ・ツーハン(現在は『ジョニー・リュウ.』の名で二枚目俳優
として活躍)もコミカルキャラ“スイカ頭”役として出演されます。

もともとこの作品は、香港映画「霊幻道士」(1985年)をもとに制作されましたが、日本では映画特
番「月曜ロードショー」(1987年1月12日・TBS)で放送され高視聴率を記録、続編が次々と発
表し好評を得ます。

人気に伴いTBSが出資し台湾で製作されたドラマシリーズ「来来!キョンシーズ」(1988年)も大
ヒット、全国に“キョンシー・ブーム”が起こり全国の子供達がキョンシーの真似をして遊びました。
主演のテンテンさんも“絶世の美少女”として一躍注目されました。

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“キョンシー・ブーム”は逆境から生まれた?テンテンは別の人だった?

日本中で“キョンシー・ブーム”を巻き起こした「来来!キョンシーズ」は、最初から日本でのみ放
送する事を想定し制作され、撮影・編集は台湾、日本で声優さんによる吹き替え等による仕上げ
という現在では考えられないやり方で行われました。

ところが、台湾から送られてきたフィルムには台詞等の音声が一切入っていない映像でした。こ
れは台湾の制作側が、盗作被害を防ぐ為に行い、フィルムと一緒に(台本ではなく)大雑把な物
語展開が書かれた紙のみが同封されていたとの事です。

そこで、日本の制作スタッフ側はこれを逆手に取り、コミカルな台詞や吹き替えを入れる事を試
みた“デタラメ吹き替え”が見事に当たり、高視聴率を獲得されました。

またテンテン役は当初、他の子役に決まっていたそうですが、映画「幽幻道士」のオーディションへ参加された
兄・リュウ・ツーハンさん(彼も“スイカ頭”役として人気を得る)と同行した事により、
同作品監督に大変気に入られその場でシャドウ・リュウさんへキャスト変更し、主役に抜擢されたとの事です。

テンテン最近は、「コンフィデンスマンJP」で活躍

“キョンシー・ブーム”以降、テンテンさんは日本での活動の場へ移されます(私生活では11歳時
に来日し横浜の学校へ入学、日本語を習得)。

1990年代前半に『テンテン』名義でCDや写真集の発表や、アイドルグループ『黒BUTAオール
スターズ」(後にブレイクする、華原朋美さんや音楽ユニット『Every Little Thing』の持田香織さん
等を輩出)に在籍する等して活躍されました。

しかし中学卒業と同時に台湾へ帰国、現地の高校に通われます(高校時代は3年連続、『日
本語能力試験1級』を合格する程の実力だったとの事です)。

高校卒業後は、自動車のリース会社にて秘書として勤務、芸能界を離れた状態でメディアに出
る事はありませんでした。

数年後の2000年に台湾で芸能界復帰後、芸能人捜索番組「あの人は今!?」(日本テレビ)等の
番組に久々に日本のテレビ番組で顔を出し、近況を報告されます。

その後、2003年に芸名を『シャドウ・リュウ』と改名し、再び日本での芸能活動を始め、映画「着
信アリ2」(2005年)やテレビドラマ「銭湯の娘!?」(2006年・TBS)、「土曜ドラマ・上海タイフーン」
(2008年・NHK総合、BSハイビジョン)等に出演されます。

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以降、再びメディアへの露出が疎遠になりますが、最近になりテレビ特番「衝撃のアノ人に会って
みた!」(2017年11月17日・日本テレビ)へ出演し、同年には「来来!キョンシーズ」の30周年
記念イベントにも久々に公の場に姿を見せられました。

また、テレビドラマ「コンフィデンスマンJP」(2018年・フジテレビ)の劇場版(2019年5月公開)では、『アシスタントプロデューサー』としてクレジットされたそうで、自身のフェイスブックで“初めて裏方で入った仕事です、良かったら見てください”と投稿されたとの事です。
現在、『劉致妤 Shadow Liu』の名でフェイスブックを開設、日本語&台湾語で日々投稿されています。女優・タレントとしての活躍報告は最近見られない様ですが、メイクのレビュー等、女性らしい投稿も多い様です。

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