スマイリーキクチの現在は!?

芸人

スマイリーキクチさんは「ボキャブラ天国」に出演していたお笑い芸人ですが、現在はインターネットの誹謗中傷を啓蒙する情報モラルの活動を、自治体、学校、中小企業など様々な場所で行っています。

ネットでの発言にもっと重みを持って欲しいと考え、ネット法律の厳罰化活動も行っています。
日々ネットリテラシーに関する仕事で1日が埋まっており、現在お笑いのネタは年に2〜3回だそうで、笑顔で怖いことを言うという芸風は昔と変わっていないそうです。

スマイリーキクチさんは東京の足立区出身で、現在50歳になります。
21歳でお笑い芸人としてデビューし、今年で芸歴29年の大ベテランです。
太田プロの芸人で言うと、U-turnさんの後輩で、有吉弘之さんの先輩にあたりますが、太田プロの先輩後輩関係は他よりもゆるっとしているようです。

劇団ひとりさんや土田晃行さんも太田プロになります。
当時の足立区は少し荒れていたようですが、スマイリーキクチさんは暴走族などには入らなかったようです。

中学時代は髪を染めたり、制服を作りに行くくらいはやってみたそうで、学校制服のブレザーをヤンキー仕様に仕立て屋にオーダーしに行った事もあったそうです。
空手とボクシングを幼少期から習っていました。

高校は偏差値36の学校に入学し、あまりにも勉強が出来なかったため、中学校の3者面談では担任の先生に「高校に行くつもりですか?」と確認されてしまったそうです。

スマイリーキクチ/ボキャブラ天国で爆売れも●人犯疑惑で月収数百万がゼロに…


学生時代は体重が100キロあったため、担任の先生がレスリングの推薦で高校を探してくれたそうです。
当時はお笑い芸人になるつもりはなく、空手を続けたかったそうですが、高校の時に腰を痛めた事がきっかけで断念してしまったそうです。

先輩に誘われて出たお笑いライブで優勝したスマイリーキクチさんは、ライブが終わった後にお客さんの会話を盗み聞きして何を話しているのか調査していたそう。
お客さんは、お笑いのネタよりも、〜のキャラ面白かったね。とキャラ設定を話題にしている事に気づき、キャラ設定を先に決めないとネタの印象を残すことが出来ない。と、3本目のネタでキャラ重視のネタを作り「ラ・ママ」というライブで披露しました。

その時の作家さんに、勝ち抜き戦の「GAHAHAキング」と言うテレビ朝日の番組に誘われ、お笑いを始めてわずか3ヶ月でくりぃむしちゅーさん達と一緒に仕事をする事となるのです。
その時所属していた事務所の社長がお金を持ち逃げし、急遽フリーのピン芸人になります。
太田プロのアットホームな感じの良い雰囲気に惹かれ、23歳で所属することになります。

当時は30歳までに芸人で売れなければ終わりと言われる時代。
バブル時代の営業だったため、1ヶ月で何百万と稼いだのが2年続いたそうです。
太田プロは初め給料制だったそうですが、土田晃行さんが交渉してくた事がきっかけで若手が全員歩合制に変更になったそうです。
若手にどんどん世代交代していくお笑いの世界で、お前のネタは古い。と要らない存在になっていくスマイリーキクチ。

丁度その頃に冬のソナタのヨン様ブームが到来し、ヨン様のモノマネを始めたと言います。
その後は格闘技の経験を活かして解説に読んでもらったり、趣味の車の雑誌を始めたりなど、上手く仕事を頂いて食いっぱぐれることは無かったそうです。
スマイリーキクチさんが高校生の頃、地元足立区で殺人事件があり、当時の犯人が未成年だったために名前が公開されない事件だったそうです。

イタズラ心かは分かりませんが、ネットでその犯人は「菊池聡」と、スマイリーキクチさんの本名が書かれてしまった事から、ネット上で殺人事件の犯人に仕立て上げられてしまいます。
やったことのない殺人のネタも披露した事になっていたそうです。

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「炎上」などのワードがまだ出ていない時でした。
テレビに出るとクレーム、朝事務所に行くと山積みのFAXで人殺しと書かれた紙が殺到していたそうです。

20年以上経った今でも、人殺しと中傷され、殺害予告が年に3回来るようです。
2000年に警察に相談に行きますが、パソコンのセキュリティが甘い時代で、大元の犯人に辿り着く事はできず、殺害予告から自分で身を守るしか無かったと言います。
警察に頼み込むこと9年。

ようやくネット調査出来る警察が見つかり事件化することが出来ました。
自分の経験から2年前に「インターネットヒューマンライツ協会」と言うインターネット人権を守る団体を立ち上げ、被害者ではなく加害者を減らす事に焦点を当てて活動を行っています。
開成学園の中学校と高校の授業で、スマイリーキクチさんが執筆したネット対策の本を使用してくれたと言います。

東日本大震災以降、いくつかの私立の学校では、携帯持ち込みも許可される時代となりました。だからこそ逆にネット情報の扱い方を、学生の間にしっかり教育していかないといけないと、スマイリーキクチさんの書籍を題材にしたようです。

現在は学校や自治体などで、自分のネットでの誹謗中傷の経験を講演で回っているスマイリーキクチさんですが、小学生が1番真剣に自分の話を聞いてくれるそうです。
内閣府に自分の経験をPRしに行った時は、名刺を渡しても紙袋に捨てられてしまい、全く相手にしてもらえないそう。

でもだからこそ、自分が真剣に講演活動をしながら、ネットの怖さを伝えていかないといけないと強く思ったそうです。
少し落ち込んだくらいだったら、お笑いや歌のエンターテイメントで人の心は回復出来ますが、本当のどん底まで落ち込んでしまった人は、自分の経験を語るしかないと感じているそうです。
本当の仕返しは、誹謗中傷してきた相手と関わることではなく、自分が幸せに生きることだと言います。

誰かが何気なくネットに書いた言葉で苦しまされる人がいる。
これを「デジタルタトゥー」と言います。
現在のスマイリーキクチさんは、結婚なされており、長い不妊治療の果てにお子さんも授かっているようです。

学校の生徒が、後輩にインターネットを教えるリトルティーチャーになって欲しいと夢を語ります。
ロケの生放送を予定していると、そこに殺害予告がくるため、せっかくの番組に出れない事もあったそう。
ネットの中には本当に精神を患って自制が効かない人もいます。
ネットの向こう側だと甘くみて、ネットで誹謗中傷のやり取りをしていると、自分の身に何が降りかかるか分かりません。

だからやり合うのではなく、相手の暴言をスルー出来る力を身に付けて欲しいと言うのがスマイリーキクチさんの願いです。
どちらかが悪いとは言えないけれど、予想しない所で危ない人と交わりを持ってしまうのがSNSの怖さです。

悪口を書くなと言う教育ではなく、そもそもネットで流れている情報が正しいか疑う「正疑感」を養って欲しいと言います。
過去にスマイリーキクチさんを殺人に仕立てあげ、その噂を流し続けた人々は、自分達が悪いことをしたとは思っていません。

被害者のために正しいことをしているという正義感で動いているのが恐ろしい所です。
正義は時として人を傷つける武器になる。
正疑感を持って物事を判断しないと、知らない間に自分が加害者になってしまっているということが簡単に起こり得る社会なのです。

警察の動かし方も一緒に伝えているスマイリーキクチさん。

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警察に相談に行く前に悩みを聞き取り、どこの部署に相談に行った方が良いかもワイフワークとして行っているようです。
お笑いネタをするだけが芸人なのではなく、講演会を聞いた後の人の顔が笑顔になっていればそれは「お笑いだ」と言います。

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