西村ひろゆかないの現在は癌治療中！?

西村ひろゆかないさんは、人気Youtuber・西村博之さんのモノマネをしている事で一躍有名になりました。本名は公開されていません。西村博之さんは、２チャンネルとニコニコ動画を運営していた方で、現在はフランスのパリに移住し、YoutubeLiveで視聴者の質問に答えたり、芸能人と対談をするなどして活動しています。

論理的な物言いに納得する視聴者が多く、「それってあなたの感想ですよね？データあるんですか？」など、答え方や表情に特徴がある事で知名度をあげています。
西村ひろゆかないさんのモノマネは、表情や声質など注目が集まる場所ではなく、語尾など、西村博之さんの細かすぎて伝わらないモノマネをしています。

現在の職業はフリーランスの整体師。空いている時間で博之さんのモノマネをしています。現在36歳。6個上の彼女というか嫁というか妻というか奥さんがいます。小学校3年生と6年生の子供がいます。西村ひろゆかないさんは23歳で結婚し、1年前までは普通の会社員生活をしていました。

運だけでここまで来ているので感謝しかないそうです。東京の中野に生まれて広島で育っており、３人兄弟の長男です。両親は水産業を営んでおり、バブルが弾けると同時に破産しました。

西村ひろゆかない/小遣い2万の社畜からひろゆきでバズるも夫婦でがん発症/住宅ローン3000万が…

借金が積もると夫婦間の喧嘩も起こり、兄弟全員心が荒んでいったようです。音楽で成功するためにベースを習いに東京に出てきたようですが、専門学校に進学するお金がなく、新聞奨学金という朝と夕方に新聞配達をしながら自分の学費を稼いでいた西村ひろゆかないさん。集金も営業もこなしていたようです。代々木上原にある新聞配達の寮に住み込み、朝2時に起きて朝刊を配っていました。芸能人の家に新聞配達していたようです。

すごく過酷な労働環境だったようで、未だに朝刊配りに行かないといけないと、朝目が覚めると言います。２時間かけて朝刊を配り終えます。月に1回休みがあったようですが、飲み会には参加出来ませんでした。ある時を境に格闘技ゲームにハマってしまった西村ひろゆかないさんは、ゲームセンターに入り浸るようになり、パチンコに通い出します。

専門学校が男子校だった為に、女子に囲まれて生活したら楽しいかもと考え、キャバクラのボーイを始めるのと同時に学校に完全に行かなくなってしまったそうです。1年半頑張った新聞配達も虚しく、専門学校中退なので学歴が高卒になってしまいました。

そこからは、フリーター生活が始まります。当時付き合っていた現在の嫁に「水商売なんかもうやめなさい」と説教されたことがきっかけで、水商売の世界から足を洗うことになります。相当理不尽な環境だったようで、新聞配達と水商売でメンタルを鍛えられたと話します。

その後、友人が経営しているBARを手伝うことになるのですが、そこで彼女の妊娠が発覚。本格的にお金を稼がないとやばいと感じた西村ひろゆかないさんは、自分の手とタオルで始められるマッサージをしようと思い立ちます。

当時は60分6000円だったマッサージなので、年収1000万円いけるという安易な考えで整体師を始める事になります。現在は無くなってしまった中小企業の社長に30万を支払い弟子入りしてマッサージ業界に入りますが、理想と現実はかけ離れており、手取りで20万行けばいいかなという給料の低さだったようです。

独立してもたかが知れていると感じた時には常連のお客さんが付いており、辞めるに辞めれない環境だったそうです。ずるずる続けていたところに、某フィットネス会社に声をかけられ、26歳で30代の平均年収は稼がせてもらえる会社に滑り込むことが出来たそうです。

給料もどんどん上がっていき、奥さんからも「こんなホワイトな企業にあなたが就けると思わなかった」と喜んでもらえたそうです。安泰で平穏な生活を続けていてありがたかったそうですが、心のどこかで、自分の人生はこれから浮き沈みもなく終わっていくんだと、つまらなさも感じていたようです。そこからは生きているような死んでいるような感じで会社に通っていたそう。

6年程会社勤をしていた西村ひろゆかないさんですが、付き合った当初からお小遣い制だったようで、月のお小遣いが2万5000円ほど。会社の飲み会がある度に嫁に頭を下げてお金を貰う生活に嫌気がさし、自分で稼いで使えるようにするしかないと考え、副業を調べるとYoutubeが目に飛び込み、西村博之さんを見た時に話がうますぎると衝撃が走ったと言います。

幼馴染と電話した際に西村博之さんのモノマネをふざけてやった時に「超似てる」と笑ってくれた事がきっかけで、Youtubeに上げたら月2万くらいの稼ぎにはなるんじゃないかという軽い気持ちで、奥さんには内緒でYoutubeを立ち上げる事になります。

最初のきっかけは自分のお小遣いを上げたいという欲望からだったんですね。当時の会社は副業禁止。身バレを防ぐためにサングラスをかけて動画をあげ始めます。動画を上げた当初は３本で再生回数100も行かなかったようですが、そこから1年活動していると、少しずつ動画にコメントが入るようになり、７ヶ月でチャンネル登録者数が1000人になり、広告がつくようになり、初めてGoogleから2万円の収入が入るようになったことがとっても嬉しかったそうです。

そこからAbema Primeで、博之さんのモノマネをしている人がいるという事から、博之さんと共演することになります。収益化して1年半で対面を果たします。チャンネル登録者が500人の頃から西村ひろゆかないさんを知っていた博之さんは、ひろゆかないさんのモノマネ動画を見ていてくれていたようです。始めた当初の名前は違ったようですが、視聴者から名前を変えた方がいいとアドバイスを受け、「せまゆき」と「ひろゆかない」で迷った結果、今の西村ひろゆかないになったそうです。

モノマネのネタは、本田圭佑さんのモノマネをしている「まきひか」さんというYoutuberを参考にして作っているようです。アベマにで始めた頃、奥さんが乳がんになってしまいます。抗がん剤治療を始めるのですが、胸も片方なくなり、髪も無くなってしまう奥さんを看病しながら、自分が癌だったら家のローンも無くなって変わってあげられるのにと考えていたところ、西村ひろゆかないさん自身もマルトリンパ腫という悪性の癌にかかります。

少しずつ進行しているようで、今年抗がん剤治療を受ける事になるかもしれないようです。小学生のお子さんも両親を見て癌になると怯えているようで、食生活に気を使い、炎症を抑える効果があるブルーベリーを毎日食べているようです。当時、全身麻酔治療をする際に弊害になってしまう顎髭を癌治療のために剃った西村ひろゆかないさんは、博之さんのモノマネが出来ないと落ち込んでいたようですが、動画を見ると本人が顎髭を剃って出演してくれたようで、博之さんの優しさに救われたようです。