今回は、数々のお笑い番組で『エロ詩吟』を披露し視聴者の笑いを誘った、天津木村さんについてピックアップしていきたいと思います。
天津木村のプロフィール
1976年5月22日生まれ、本名:木村 卓寛、兵庫県姫路市です。
「吉本総合芸能学院 (NSC) 大阪校」21期生として、同期である向清太朗さんと1999年2月、お笑いコンビ『天津』を結成し活動を開始します。
祖父と父が詩吟の師範で、かつ自身も師範代の資格を所持して事を生かして(?)2008年に、詩吟と下ネタを合わせた『エロ詩吟』でブレイクします。“吟じます”のフレーズから始まり披露されるネタは、瞬く間にお茶の間の笑いを誘い「爆笑レッドカーペット」(2008~2009年、その他不定期特番・フジテレビ)等のお笑い番組の“名物ネタ”となりました。また、このネタの決め台詞である“あると思います”が、2009年度の『新語・流行語大賞』にノミネートされました。更には、ネタを本にまとめた著書『天津 木村のエロ詩吟、吟じます。』(2008年9月・河出書房新社)も発売されました。
天津木村ネタが過激すぎて、詩吟界から除名でバイト生活⁉
『エロ詩吟』で一躍、人気者となった天津木村さんですが、2010年以降はその人気に陰りが見え始めます。後日、出演した人生バラエティー番組「しくじり先生 俺みたいになるな!! 3時間スペシャル」(2016年8月29日放送・テレビ朝日)にて、より会場を沸かせようと『エロ詩吟』ネタを、より“過激化”していった様です。しかしその結果、詩吟界から“言語道断”という手紙が送られて来たうえ、自ら所属していた流派を除名される事となってしまいます。しかも、彼の父親も息子をかばい、詩吟界から離れた事が明らかになります(後に別の団体へ所属、五段を取得されたとの事です)。
また私生活では、ブレイクをきっかけに結婚したそうです(結婚年は明かされていません)。
2011年に長女、2013年に次女に恵まれています。家族も養う必要があった一方、芸人の仕事が減少してきた分はアルバイトで補っていました。その中には、ロケバス運転手(2016年4月に『大型二種免許』を取得)や“おっさんレンタル”(通信レンタルの様に、おじさんがネットで選出、様々な所へ派遣され、長時間の話やカラオケの相手をしたりする)という仕事もしていました。
天津木村が不祥事からの復帰は?現在の活動は?
近年の天津木村さんの活動は、お笑いバラエティー番組「めちゃ²イケてるッ!」(2017年2月4日放送回・フジテレビ)に出演し久々に『エロ詩吟』を披露されたり、芸人活動の他でもテレビドラマ「リピート〜運命を変える10か月〜」(2018年・日本テレビ)や「さすらい温泉♨遠藤憲一」(2019年・テレビ東京)等では、役者としてもご出演されます。
ところが2019年6月、2014年に“反社会的勢力主催の誕生会へ参加していた事”が発覚し、所属していた『吉本興業』から当面の間、活動を停止する謹慎処分を受けます。天津木村さん自身、反社会的勢力が主催だったという認識は無かったものの、一定の金銭を受領されていたとの事です。
2019年8月に謹慎処分が解除される事が報告されます。その後、同月に千葉・よしもと幕張イオンモール劇場にて開催されたイベントにて、コンビ『天津』の相方である向清太郎さんと共にステージへ復帰されました。
最近は、バラエティー番組「いろはに千鳥」(テレビ埼玉)のゲスト出演や舞台『天津の「もう二人はバラバラです」』(2020年2月26日公演予定・ヨシモト∞ドーム ステージⅠ)の公演が控えています。また自身の動画配信チャンネル「天津木村のてんきむちゃんねる」を開設する等、幅広く活動をされています。
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