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ラッセンが好き永野の波乱万丈な芸歴と現在は!

芸人

ラッセンが好きのネタでブレイクした芸人の永野さんは、最近テレビの仕事はめっきりなくなったみたいですね。
今は自分のYouTubeチャンネルをやったりして、ブレイクした時に比べるとかなり暇になったそうですが人生は楽しくやっているそうです。
YouTubeやたまに出るメディアで本音を喋って手ごたえを感じることもあるようですが、今まで語らなかった本音を言うことで確実に仕事やそれ以外にも何かを失っている感覚があるみたいです。
楽しさと引き換えに露出が減っていくみたいですね。

永野さんの芸歴は28年ですが、高校生くらいの時から芸人になりたいと思っていたそうですね。
宮崎県出身で、子どもの頃から変なことやって周りを笑わせるのは好きだったそうです。テレビ番組はダウンタウンやウッチャンナンチャンがやっていた「夢で会えたら」が面白いと感じてよく観ていたそうですね。

そんな永野さんの家庭は、父親が学校の先生で母親は専業主婦だったので、お金持ちというような家庭ではなかったそうですね。
永野さんには6個上の兄と3つ上の姉がいるそうですが、自分だけ少し頭が良くて宮崎では良いお坊ちゃま幼稚園に入ったそうです。
昔から記憶力も良くて、赤ちゃんの時にベビーカーに乗せられて知り合いの人と遊んでいた話を両親にすると当たっていて驚かれたそうですね。
国立の幼稚園に入ると先生から知能指数がかなり高くて天才だと親は聞かされて喜んでいたそうです。ただ、エスカレーター式に小学校に上がるとまったく勉強しなくてすぐに落ちこぼれていったそうですね。
中学校もエスカレーター式に上がれるのですが、小学校6年生の時に先生から「本当ならこの学力では中学校に上がれない」と言われたほど成績も悪かったみたいです。

https://youtu.be/QAtV78bzM5Uプレビュー
【永野/39歳まで売れぬまま結婚…/斎藤工の救い】

なんとか中学校に上がれた永野さんですが、時代的にビーバップハイスクールとかヤンキーみたいなのが流行っていたので、自分もグレる方向に行くかもと思っていたそうです。
中学デビューする友達とかも周りにはいたそうですが、今までお坊ちゃまみたいな感じだったのにいきなり不良になるのも俯瞰で見ると恥ずかしさがあったそうです。
だから中学時代は不良になることもなく、ひねくれた落ちこぼれの中学生だったそうですね。一応バスケ部に入部するもまったく練習には行かずに遊んでいたそうです。
たまに友達の女の子とバスケ部の試合を見に行って喋っていたら、真剣にやっているバスケ部の部員からキレられたりして、バスケ部には苦い思い出しかないみたいですね。

その後、バスケ部を辞めて同じように落ちこぼれていた友達と『奉仕部』に入ったそうです。奉仕活動をするためだけの部活ということで、部員はオタクみたいな人やいじめられてたようなメンバーばかりだったそうです。
現在だと絶対にダメですが、焼却炉に入りきらないゴミをグラウンドの端っこに埋めるための穴をずっと掘る活動とかをしてたそうですね。

エスカレーター式に上がれるのは中学校までだったので、成績もクラスでビリだった永野さんは地元のヤンキー高校に進学したそうです。
中学校の先生からもそこの高校に行ったらお前は確実にいじめられると言われるような荒れた高校だったそうです。永野さんはビビりながら高校生活をスタートさせるのですが、高校の荒れ方は想像以上だったみたいですね。
リーゼントの人とかすごい学ランを着ているヤンキーがいたり、ほとんど漫画の世界そのものだったとのこと。授業中はクラスで紙飛行機を飛ばしていたり、酔っ払って授業やっている年配の教師までいたそうです。
女子生徒も荒れていて、休み時間の会話は「昨日彼氏とヤリすぎて腰痛いわ~」という下品な会話が日常だったとのこと。
幼稚園から中学校までお坊ちゃま学校に10年以上通っていた永野さんにとってはカルチャーショックだったみたいですね。
そんな高校だったので絶対にそのうちいじめられるだろうなと永野さんは思っていたそうですが、情緒おかしな奴みたいな振る舞いをしていたら意外にもいじめられはしなかったみたいです。

高校生活を乗り切った永野さんは、スクールオブビジネスという専門学校に進学してほとんど学校にも行かずに親の仕送りで生活していたそうです。
専門学校に行って良かったことは標準語が喋れるようになったことだけだったそうですね。

お金払えば卒業できるような学校で、ほとんど行かなかったにもかかわらず卒業した永野さんはお笑い芸人になるために太田プロの面接をを受けたそうです。
太田プロのネタ見せで受かったのですが、太田プロがお笑い学校を作るとのことで入学費を払わなければいけなかったのですぐ辞めたそうです。その後、ホリプロの面接に受かって5年間所属したそうですね。
ホリプロでかなり過激なスタイルのお笑い芸人をやっていた2002年の28歳の時にマネージャーさんから呼び出されて、「お前がいると後輩に悪影響を与えるから事務所を辞めてくれ」と言われて辞めることになったそうです。
目立つためにライブやイベント、事務所や楽屋で暴れたり文句言ったりを常にしていたのでマネージャーも追い出したかったみたいですね。

ホリプロを辞めてから永野さんは4年間バイトしながらフリーで芸人をやっていたそうです。
永野さんはヤバいやつ枠みたいな危ない芸風だったのですが、フリーになると本当に危なくてヤバい人たちと同じ枠でネタすることしかなくなって、初めて事務所にある程度守られていた現実を知ったそうです。
本当の狂犬みたいな人しかいないお笑いライブしかエントリーできなくなって、輩的な怖さの人達にビビりながら日々ネタをやっていたそうです。
そういう人たちは頭はそれなりに良くてテレビでは絶対できないネタなどをやったり、放送禁止用語を連発してこどもや女性受けを狙っていないような人たちばかりだったそうですね。
もともと変態的なネタが多かったヤバい人という枠の永野さんだったのですが、そこではあまり目立てなかったのでもっとその人たちの中でも目立つように変態要素を増幅したりしたそうです。
その時期の過激な芸風が今の芸風にも繋がっていくので、地下芸人たちに揉まれて良かったとは思っているみたいですね。

かなり過激なキャラで日々ネタを見せていたら、2007年にロフトプラスワン店長の石崎さんという人から、ロフトでライブをやって欲しいとオファーを貰ったそうです。
そのロフトでのお笑いライブを見て他からもオファーを貰えたりして、お笑いライブでネタをやっていったそうです。
一部のお笑い好きなど刺さる人には刺さるネタで面白いと言われたりしていたそうですが、ある時自分がやっているお笑いは過激すぎて完全に売れ筋を放棄したお笑いの中の別世界のネタと気付いたそうです。
そんな感じで36歳になった永野さんは、テレビに出れない面白さだけが磨かれて売れる兆しがまったく見えなかったそうですね。
アングラライヴでだけはヤバいやつとして重宝されながら40歳になったのですが、8年くらい交際していた彼女がいて結婚しないと示しがつかない状況になったので、売れていないのに結婚したそうです。
お笑いで食べて行けていない永野さんは、結婚したことで自分だけの人生ではなくなった重さに気付いて精神的にヤバくなったそうですね。本当に人生このままでいいのか真剣に悩んだそうですね。

そんな永野さんですが、結婚する少し前に転機となるきっかけはあったそうです。
昼顔で大ブレイクしてる斉藤工さんが、自分が監督で撮っているあばれる君主演の映画のお笑いシーンのラスボス役で呼んでくれたことがあるそうですね。
以前に永野さんが出た「園芸パレード」という番組でやっていた『天才チンパンジーまもる君』というネタを見て斎藤工さんが永野さんのファンになったとのこと。
その撮影の中で、天才チンパンジーまもる君のネタをやるシーンがあったのですが、違うパターンも撮影してみようということでやったネタが「ラッセンが好き」というブレイクしたネタだそうです。
映画ではどちらの映像が使われるか最後までわからなかったそうなのですが、上映されてみるとラッセンのネタが採用されていたそうです。
永野さんがまだ有名ではなかったので、映画を見ている観客にはまったくウケていなかったそうです。それでもメディアでラッセンのネタを最初にやったのは斉藤工さんのおかげだそうで感謝しているみたいですね。
一般のお客さんにはウケなかったけど斎藤工さんにラッセンのネタがハマったんですね。

その後、アメトークの「パクりたい1グランプリ」に出演できることになって少し面白いと話題になったそうです。
2014年8月に結婚して、2014年の暮れにアメトーークに出れたことで、2015年から芸人の収入で食べれるくらいになったので奥さんにも顔が立って安心したそうです。
今考えれば結婚してこのままで大丈夫かと焦ってがむしゃらにやっていたのが良かったのかも知れないとのことで、結婚して良かったと思っているそうですね。

永野さんはラッセンでブレイクした時に、同世代のファンからあなたを見ると元気が出るって言われたそうです。同世代の希望ですと言われて普通は嬉しいものですが、永野さんは正直嫌だったそうです。
真面目に働きたくなくて、楽しく生きていきたいからこのお笑いの世界入ったのに、希望とか言われちゃうとプレッシャーだったそうです。
現在48歳の永野さんは、自分がこうやってブレイクして有名になれたのは奇跡だと感じているみたいですね。最近は露出が減りましたが、今後も自分なりに楽しいと思える芸風でお笑いを続けていくようですね。

永野 T-shirts ブルー L【永野 エルガイム】【ラッセン 絵 永野】
Japonisme(ジャポニスム)

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